スプレッドシートで
研修・資格の期限管理を作る5ステップ
社員の研修受講や資格の有効期限を把握し、更新漏れを防ぐ仕組みを、スプレッドシートとGASで始める手順を、中小企業向けに5ステップで整理します。
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期限管理は「台帳を1枚にする」ことから始める
資格や研修の期限は、個人のメモや部署ごとのExcelに散らばりがちです。更新を忘れると、現場で作業できる人が足りなくなったり、監査で指摘を受けたりします。まず台帳を1枚に集約し、期限が近い人を自動で知らせる仕組みを作れば、見落としの大半は防げます。
ラスタージ(Lustage)は低コストの業務システム開発とDX化支援を行っており、期限管理の構築もご相談いただけます。ここでは、自分たちで作る場合の5ステップを紹介します。
ステップ1:台帳の項目を決める
1行を「1人×1資格(または1研修)」にします。氏名、部署、メールアドレス、資格・研修名、取得日、有効期限、更新状況を基本の列とします。資格番号など機微な情報は、必要でなければ持たないのが安全です。
資格名と部署はプルダウンにすると、表記ゆれがなくなり集計が正確になります。
- 氏名、部署、メールアドレス
- 資格・研修名(プルダウン)
- 取得日、有効期限、更新状況
ステップ2:残り日数と状態を数式で出す
有効期限の列から、残り日数を数式で自動計算します。「期限切れ」「30日以内」「余裕あり」の状態列も作ると、一覧で優先度が分かります。条件付き書式で色を付けると、会議でそのまま使えます。
// F列=残り日数
=IF(E2="","",E2-TODAY())
// G列=状態
=IF(F2="","",IF(F2<0,"期限切れ",IF(F2<=30,"30日以内","余裕あり")))ステップ3:期限が近い人にGASで自動通知する
毎朝GASを実行し、残り日数が90日・30日・7日ちょうどの人にだけメールを送ります。時間主導型トリガーで動くため、担当者が毎回台帳を確認する必要はありません。
GASはGoogleアカウントで動くため、サーバー代などの月額運用費がかかりません。メール送信数にはGoogleの1日あたりの上限があるため、対象人数が多い場合は件数に注意します。
function notifyExpiring() {
const sh = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('台帳');
const rows = sh.getDataRange().getValues().slice(1); // A=氏名 B=メール C=資格・研修名 D=有効期限
const today = new Date(); today.setHours(0, 0, 0, 0);
const steps = [90, 30, 7]; // 何日前に通知するか
rows.forEach(([name, mail, title, expire]) => {
if (!(expire instanceof Date)) return;
const left = Math.round((expire - today) / 86400000);
if (!steps.includes(left)) return;
const d = Utilities.formatDate(expire, 'Asia/Tokyo', 'yyyy/MM/dd');
MailApp.sendEmail(mail, `【期限通知】${title}の有効期限まであと${left}日`,
`${name}さん、${title}の有効期限は${d}です。更新の手続きをご確認ください。`);
});
}ステップ4:部署別・資格別に取得状況を集計する
部署ごとに、必要な資格の保有者が何人いるかを集計すると、人員配置や研修計画の根拠になります。集計は別シートに作り、台帳を直接触らないようにします。
// 部署=B列、資格名=C列、状態=G列
=COUNTIFS(台帳!B:B, "製造部", 台帳!C:C, "フォークリフト運転")
// 30日以内に切れる件数
=COUNTIF(台帳!G:G, "30日以内")ステップ5:閲覧権限と運用ルールを決める
台帳の閲覧・編集は管理者に限定し、本人には通知メールだけを送ります。更新したら更新状況を「完了」にして新しい有効期限を入力する、という担当者と手順を決めておきます。
法令で確認が求められる資格は、台帳を補助として使い、原本や交付元の記録での確認を別途残してください。人数が増えて承認フローや人事システムとの連携が必要になったら、個別開発へ移行する時期です。
まとめ
台帳を1枚にする、残り日数を数式で出す、期限が近い人へ自動通知、部署別に集計、権限と運用ルールを決める、の順に進めれば、無理なく期限管理を始められます。自社の管理方法に合う構成でお悩みの場合は、ラスタージにご相談ください。
よくある質問
従業員が数十人〜百人程度で、資格の有効期限と研修の受講状況を把握するのが目的なら、スプレッドシートとGASで十分運用できます。台帳を1枚に集約し、期限が近い人だけを自動で通知するのが基本です。
更新に講習や申込が必要な資格は90日前、30日前、7日前の3段階が目安です。更新手続きに要する日数から逆算して決めます。通知のタイミングは台帳の設定セルで変えられるようにしておくと便利です。
本人、直属の上長、人事・総務の管理者に限定するのが基本です。資格番号や生年月日などは必要最小限にとどめ、台帳の閲覧権限を管理者だけに絞ります。
期限の見逃し防止の補助としては使えますが、法令上の確認義務は台帳だけで果たせるとは限りません。最終的には有効期限を示す原本や交付元の記録で確認する運用を残してください。
はい。ラスタージ(Lustage)では、現在の管理方法と対象人数を確認したうえで、スプレッドシートとGASによる低コストの期限管理を構築します。サーバー代などの月額運用費はかかりません。向かない場合は別の構成を正直にご提案します。
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ラスタージ(Lustage)は、低コストの業務システム開発・DX化支援・AIチャットボット導入・GAS開発・Webサイト制作を、月額運用費0円の仕組みで承っています。
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現在の業務の流れと利用人数をお知らせください。ラスタージの田中達也が、期限管理の作り方や、スプレッドシートで足りるかどうかまで正直にお答えします。