業務システムの月額費用、
何にいくら払っているのかを5項目で見る

業務システムの月額費用の中身が分からない中小企業の方へ。サーバー・ライセンス・保守・改修・外部サービス利用料に分けて、発注前の確認ポイントと月額運用費0円にできる条件を整理します。

|著者: (ラスタージ代表)|対象: 業務システム / 月額費用 / 発注

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月額費用は「5つの対価」に分けて考える

業務システムの見積もりで「月額◯円」とだけ書かれていると、何に払っているのか分からず、高いのか妥当なのか判断できません。まず月額費用を、サーバー、ライセンス、保守、改修、外部サービス利用料の5つに分けて考えます。

ラスタージ(Lustage)は低コストの業務システム開発を行っており、このうち不要な項目をなくして月額運用費0円に近づける設計を得意としています。

  • サーバー・クラウド利用料
  • ソフトのライセンス料(利用者数課金など)
  • 保守費(不具合対応・問い合わせ対応)
  • 改修費(機能追加・仕様変更)
  • 外部サービス利用料(メール配信・AI APIなど)

項目1:サーバー・クラウド利用料

独自に作るWebシステムは、動かすためのサーバーやデータベースの利用料が毎月かかります。小規模でも固定費になり、使っていなくても発生します。

GAS+Googleスプレッドシートの構成は、Googleのインフラ上で動くため、サーバー代がかかりません。Google Workspaceなどすでに契約しているものがあれば、その範囲で動かせます。

項目2:ライセンス料(利用者数課金)

パッケージやSaaSは、利用者の数に応じて月額が増えるのが一般的です。人数が増えるほど費用が膨らむため、3年後の人数で試算します。

GAS+スプレッドシートは利用者数による追加課金がありません。ただし、同時アクセスが多い用途には向かない制約があります。

項目3:保守費(何が無償で何が有償か)

保守費は「不具合が出たときに直してもらえる安心料」です。契約前に、対応時間、対応範囲、使い方の問い合わせが含まれるかを確認します。

仕様変更は保守に含まれず別料金になることが多いため、「不具合」と「仕様変更」の線引きを書面で確認してください。

  • 不具合の対応は無償か有償か
  • 連絡手段と返答までの目安
  • 仕様変更・機能追加の費用の決まり方

項目4:改修費(変えたいときにいくらかかるか)

業務は変わるため、システムも変わります。月額が安くても、1項目追加するだけで高額な見積もりになる契約では、結果的に高くつきます。

契約前に、小さな変更の単価や、ソースコード・設計メモを納品してもらえるかを確認すると、将来の選択肢を残せます。

項目5:外部サービス利用料(AI APIなど)

メール配信、SMS、AIチャットボットのAPIなどは、利用量に応じた従量課金になります。これはシステムの構成にかかわらず発生するため、月額運用費0円の構成でも別に見込みます。

利用量の見込みを事前に試算し、上限を設ける設計にすると、想定外の請求を防げます。

発注前に聞く5つの質問

見積もりを受け取ったら、次の質問を投げてみてください。答えが曖昧な場合は、月額費用の中身が整理されていない可能性があります。

  • 月額費用の内訳は何と何か
  • 利用者が増えたら費用はどう変わるか
  • 不具合と仕様変更の線引きはどこか
  • 解約・乗り換え時にデータを持ち出せるか
  • 外部サービスの従量課金は別にいくらかかる見込みか

まとめ

月額費用は、5つの対価に分けると妥当性を判断できます。自社の規模に対して過剰な契約になっていれば、GAS+スプレッドシートで月額運用費0円に置き換えられる業務もあります。向かない業務は無理に置き換えず、適した構成を選ぶのが現実的です。

ラスタージは、低コストの業務システム開発・DX化支援として、現在の契約内容の見直しからご相談を受けています。

よくある質問

一般的にはサーバー・クラウドの利用料、ソフトのライセンス料、不具合対応などの保守費、機能追加の改修費、外部サービス(メール配信・AI APIなど)の利用料のいずれかが含まれます。見積書で内訳が分かれているか確認してください。

GAS+スプレッドシートの構成なら、サーバー代などの月額運用費はかかりません。ただしGoogle Workspaceなど既存の契約費用、AI APIを使う場合の従量料金、機能追加の改修費は別です。

必須ではありません。変更が少ない業務なら、不具合時のみ個別に依頼する形で足りる場合もあります。何が無償の範囲かを契約前に書面で確認するのが大切です。

一概には言えません。大人数の利用、高い可用性、手厚いサポートが必要なら月額費用に価値があります。自社の規模に対して過剰な契約になっていないかが判断基準です。

はい。現在の契約内容と使い方をヒアリングし、GAS+スプレッドシートに置き換えられる部分と、置き換えるべきでない部分を正直にお伝えします。

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