業務システム開発は、小さく始める。
最小構成から広げる4ステップ

業務システムを一度に作り込んで失敗したくない中小企業の方へ。まず1業務だけを最小構成で動かし、効果を確かめながら広げる進め方を、期間・費用の考え方とあわせて整理します。

|著者: (ラスタージ代表)|対象: 業務システム / 進め方 / 低コスト

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なぜ「全部入り」から始めると失敗しやすいのか

業務システムの失敗で多いのは、最初に要望をすべて盛り込み、完成してから現場で使われない、というパターンです。実際に使うまで、本当に必要な機能は分からないからです。

ラスタージ(Lustage)は低コストの業務システム開発・DX化支援で、1業務の最小構成から始めて広げる進め方を基本にしています。この記事ではその4ステップを説明します。

ステップ1:対象を1業務に絞る

最初に作る対象は、時間がかかり、頻度が高く、手順が決まっている業務を1つだけ選びます。迷ったら、次の基準で比べます。

  • 月に何時間かかっているか
  • ミスが起きたときの影響の大きさ
  • 関わる人数(少ないほど始めやすい)
  • ルールが明確で例外が少ないか

ステップ2:最小構成を決める

最小構成は、入力・集計・通知のうち1つの流れが最後まで動く範囲です。権限の細分化、きれいな帳票、他システム連携は後回しにします。

ただし、データの持ち方(列の定義、IDの付け方)は後から直すと高くつくため、ここだけは最初に整理します。GAS+スプレッドシートなら、サーバー代などの月額運用費をかけずに試せる場合があります。

ステップ3:現場で一巡させて直す

作ったら、実際の担当者に使ってもらいます。月次業務なら締め処理まで、日次業務なら2〜4週間を目安に一巡させると、不足や使いにくい点が出てきます。

この段階の修正は小さく済むのが利点です。直す点は「必須」「あると便利」「やめる」に分け、必須のものだけ反映します。

ステップ4:効果を測って広げるか決める

作業時間やミスの件数が減ったかを、導入前と比べます。効果が出ていれば、隣の業務や機能を足します。出ていなければ、原因が使い方か設計かを確認してから判断します。

広げる際に、GASの実行時間やクォータ(利用上限)、同時アクセスの制約に当たるなら、その部分だけ別の仕組みに切り出すという選び方もできます。向かない業務は無理にGASで作りません。

費用の考え方と、発注時の注意

段階的に進めると、一度に払う金額が小さくなり、使われない機能に費用をかけずに済みます。見積もりでは、最小構成の範囲と、次の段階の費用の決め方を事前に確認してください。

「最初の範囲に何が含まれ、何が含まれないか」を書面にしておくと、後から認識がずれるのを防げます。

  • 最小構成の範囲を文章で確認する
  • ソースコードや設計メモを納品してもらえるか確認する
  • 追加開発の単価の決め方を聞く

まとめ

業務システムは、1業務・最小構成・現場で一巡・効果を見て拡張、の順に進めると失敗しにくくなります。ラスタージは、この進め方で低コストの業務システム開発とDX化支援をご提案しています。まずは今困っている業務を1つ、お知らせください。

よくある質問

多くの中小企業では、最初は1業務に絞るほうが失敗しにくいです。使ってみて初めて分かる要望が必ず出るため、作り込む前に現場で試して直す余地を残します。

今の業務で一番時間がかかる入力・集計・通知のうち、1つの流れだけを動かす範囲です。権限管理や細かな帳票は、使われると分かってから追加します。

業務の周期によりますが、月次業務なら1か月分、日次業務なら2〜4週間が目安です。一巡して集計や締め処理まで通すと、不足が見つかります。

使われない機能を最初に作らない分、総額は下がることが多いです。ただし、後から広げやすい設計(データの持ち方の整理など)は初回に行っておく必要があります。

はい。ラスタージは1業務の最小構成から低コストで始め、効果を見ながら広げる進め方を基本にしています。GAS+スプレッドシートなら月額運用費0円で始められる業務もあります。

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