スプレッドシートで
商談管理を作る5ステップ
営業の商談・案件の進み具合を、Googleスプレッドシートにまとめる手順を、中小企業向けに5ステップで整理します。
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商談管理は「1商談1行」の台帳から作る
商談の状況が担当者の頭やメモの中にしかないと、フォローの漏れや、担当が替わったときの引き継ぎ漏れが起きます。1商談を1行で記録する台帳を作り、次に何をいつやるかを必ず残すと、営業が属人化しにくくなります。
ラスタージ(Lustage)は低コストの業務システム開発とDX化支援を行っており、商談管理の構築もご相談いただけます。ここでは、自分たちで作る場合の5ステップを紹介します。
ステップ1:商談台帳の項目を決める
商談番号、登録日、会社名、担当者名、案件名、見込み金額、フェーズ、次回アクション、次回アクション日、営業担当を最小の項目とします。項目を増やしすぎると入力されなくなるため、最初は10項目前後に絞ります。
会社名は顧客台帳から選ぶプルダウンにすると、表記ゆれを防げます。
- 商談番号、登録日、会社名、担当者名
- 案件名、見込み金額、営業担当
- フェーズ、次回アクション、次回アクション日
- 失注理由、備考
ステップ2:フェーズと入力規則を設計する
フェーズは「初回接触・提案中・見積提出・受注・失注」の5つ程度に絞ります。自社の実際の営業の流れに合わせ、各フェーズに入る条件を一言で決めておくと、人によるブレが減ります。
フェーズはプルダウンにし、次回アクション日は日付のみ入力できる入力規則にします。失注の場合は理由を必ず残すようにすると、後で見直しに使えます。
ステップ3:次回アクションの期限をGASで通知する
毎朝GASを実行し、次回アクション日を過ぎても受注・失注になっていない商談を担当者別にメールで知らせます。時間主導型トリガーを設定すれば、人が確認しなくても動きます。
GASはGoogleアカウントで動くため、サーバー代などの月額運用費がかかりません。一方で、1回の実行時間やメール送信数にはGoogleの上限があるため、担当者ごとに1通へまとめて送る作りにします。
function notifyOverdueActions() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('商談台帳');
const rows = sheet.getDataRange().getValues().slice(1);
const today = new Date();
today.setHours(0, 0, 0, 0);
// A=商談番号 C=会社名 E=案件名 G=フェーズ I=次回アクション日 J=担当者メール
const overdue = rows.filter(r => !['受注', '失注'].includes(r[6]) && r[8] instanceof Date && r[8] < today);
const byOwner = {};
overdue.forEach(r => { (byOwner[r[9]] = byOwner[r[9]] || []).push(`${r[0]} ${r[2]} ${r[4]}`); });
Object.keys(byOwner).forEach(mail => {
MailApp.sendEmail(mail, '【商談】次回アクションの期限が過ぎています', byOwner[mail].join('\n'));
});
}ステップ4:フェーズ別に集計してパイプラインを確認する
フェーズ別の件数と見込み金額をCOUNTIFSとSUMIFSで集計すると、提案中が多いのか、見積提出で止まっているのかが一目で分かります。週に1回この表を見るだけでも、次に注力すべき商談を決めやすくなります。
見込み金額は目安の数値です。受注の確度は人によって見立てが違うため、合計をそのまま売上予測として扱わず、傾向を見る材料として使ってください。
// フェーズ(G列)別の件数と見込み金額(F列)
=COUNTIFS(商談台帳!G:G, "提案中")
=SUMIFS(商談台帳!F:F, 商談台帳!G:G, "提案中")ステップ5:受注・失注を振り返り、運用を見直す
月に1回、受注と失注の件数と失注理由を見直します。価格、時期、競合など理由に偏りがあれば、提案内容や見積の出し方を変える手がかりになります。受注した商談は見積書管理や請求書管理に引き継ぎます。
担当者が増えて同時編集が増えたり、メールや通話履歴を自動で取り込みたくなったりした場合は、SFA・CRMや個別開発に移行するタイミングです。ここまで固めた項目が、そのまま要件になります。
まとめ
1商談1行の台帳、フェーズの設計、期限通知、フェーズ別の集計、振り返りの順に進めれば、無理なく商談管理を始められます。要件が大きい場合や、見積・請求と連動させたい場合は、ラスタージにご相談ください。
よくある質問
営業担当が数人で、同時に追う商談が数十〜数百件程度なら運用できます。メール・電話の履歴の自動取り込みや、大人数での権限管理が必要になったら、SFA・CRMツールとの比較も検討してください。
まずスプレッドシートで「どの項目を記録すれば営業が回るか」を固め、足りなくなった時点でSFAに移るのが低リスクです。項目が決まっていると、ツール選定も移行も楽になります。
商談台帳に「次回アクション日」を必須項目として設け、期限を過ぎた行をGASで毎朝担当者へメール通知します。入力規則で空欄を許さない運用も併用すると効果的です。
共有範囲を必要な人だけに絞り、閲覧権限と編集権限を分けてください。個人情報の扱いは社内規程や関連法令に従って決めてください。
はい。ラスタージ(Lustage)では、現在の営業の流れと件数を確認したうえで、スプレッドシートとGASによる低コストの商談管理を構築します。向かない規模の場合は別の構成を正直にご提案します。
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ラスタージ(Lustage)は、低コストの業務システム開発・DX化支援・AIチャットボット導入・GAS開発・Webサイト制作を、月額運用費0円の仕組みで承っています。
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