AIでLPのキャッチコピーと
構成を作る
AIを使って、LP(ランディングページ)のキャッチコピーと全体構成を作る方法を解説します。刺さる見出しの型、ファーストビューからCTAまでの構成、ベネフィットの言語化、コピーを量産して選ぶコツまで紹介します。
Table of Contents
なぜコピーと構成が9割なのか
LP(ランディングページ)の成果を分けるのは、デザインの美しさよりも「何を・どんな順番で・どんな言葉で伝えるか」です。 どれだけ見た目が整っていても、最初の一文で「自分には関係ない」と思われれば読み手は離脱します。逆に、言葉と構成さえ刺されば、シンプルなデザインでも人は動きます。だからこそ、作り始める前に言葉を整える価値があります。
読まれないのではなく、「自分ごと」だと気づかれていないだけ。
ここがポイント
売れるLPの基本構成
刺さるLPには、上から読み進めるだけで自然に納得できる「型」があります。 この流れに沿って各パートの言葉を埋めていけば、文章が苦手でも筋の通ったLPになります。まずは全体の骨組みを頭に入れましょう。
- 1
① ファーストビュー
最初の画面。誰の・どんな悩みを・どう解決するかを一目で伝える
- 2
② 課題提起
読み手が抱える悩みや不満を言葉にし、「これは自分のことだ」と感じてもらう
- 3
③ 共感
その悩みを責めず受け止め、「わかっている」という姿勢を示して信頼を作る
- 4
④ 解決策の提示
商品・サービスがどう悩みを解決するのかを、具体的に示す
- 5
⑤ 証拠・実績
お客様の声・実績・数字・ビフォーアフターで、主張の裏付けを見せる
- 6
⑥ CTA(行動喚起)
問い合わせ・購入など、次にとってほしい行動を1つに絞って促す
覚え方
ファーストビューの作り方
ファーストビューは、LPで最も読まれる場所であり、離脱の分かれ目です。 スクロールせずに見える最初の画面で「自分向けだ」と思ってもらえるかどうかで、その後を読んでもらえるかが決まります。次の4要素を必ず入れましょう。
キャッチコピー
誰の・どんな悩みを解決するかを一言で。読み手の言葉で書く
サブコピー
キャッチを1〜2文で補足し、内容を具体的にイメージさせる
ビジュアル
利用シーンや変化が伝わる画像で、言葉を後押しする
CTAボタン
最初の画面にも行動ボタンを置き、すぐ動ける人を逃さない
チェック
キャッチコピーの型
キャッチコピーは、才能ではなく「型」で作れます。 ゼロから絞り出すのではなく、実績のあるパターンに商品の情報を当てはめると、短時間で複数の候補を用意できます。代表的な型を押さえておきましょう。
ベネフィット提示型
手に入る未来を約束する。例:「もう予約の電話番をしなくていい」
問いかけ型
悩みを問いにして自分ごと化。例:「集客、まだ広告費に頼っていませんか?」
数字・実績型
具体的な数字で信頼を作る。例:「導入3ヶ月で問い合わせが2倍に」
ターゲット限定型
呼びかけて振り向かせる。例:「個人サロンを経営するあなたへ」
常識くつがえし型
思い込みを崩す。例:「LP制作に、もうデザイナーは要りません」
ビフォーアフター型
変化を対比で見せる。例:「1日がかりだった作業が、10分で終わる」
あなたはLP(ランディングページ)のプロのコピーライターです。
以下の情報をもとに、キャッチコピーの型を使い分けて案を出してください。
# 商品・サービス
(例)個人サロン向けのオンライン予約システム
# ターゲット
(例)予約管理を電話とノートで行っている、個人経営のサロンオーナー
# 一番の悩み
(例)施術中に予約の電話が取れず、機会損失している
# 提供できる価値
(例)24時間ネットで予約が入り、電話対応から解放される
# お願い
上記をもとに、次の型でキャッチコピーを各2案、合計10案作ってください。
1. ベネフィット提示型
2. 問いかけ型
3. 数字・実績型
4. ターゲット限定型
5. 常識くつがえし型
条件:
- 1案は25文字以内
- 専門用語を使わず、ターゲットが普段使う言葉で
- 誇大な断定や、根拠のない数字は使わないAIにコピーを量産させて選ぶ
コピー作りでAIが最も力を発揮するのは、「1つの正解を出すこと」ではなく「大量の候補を出すこと」です。 人は1案をゼロから考えるより、10案から選んで直す方がはるかに速く、質も上がります。まず量産させ、その中から選び、磨き込むという流れを作りましょう。
- 1
① 前提を渡して量産させる
ターゲット・悩み・強みを伝え、まず10〜20案を一気に出させる
- 2
② 直感で3案に絞る
「自分ごとに感じる」「読み進めたくなる」案を人が選ぶ
- 3
③ 選んだ案を磨かせる
選んだ理由をAIに伝え、言い回し違いをさらに出させて仕上げる
先ほどのキャッチコピー10案から、私は次の3案が良いと思いました。
- A:「予約の電話対応、もうやめませんか?」
- B:「施術に集中している間も、予約は入り続ける」
- C:「電話番から解放される、個人サロンの予約システム」
# お願い
1. この3案が「なぜ刺さりやすいか」を、それぞれ一言で分析してください。
2. 3案の良い部分を組み合わせて、さらに強い案を5パターン作ってください。
3. それぞれに、補足となるサブコピー(40文字程度)も添えてください。
条件:
- ターゲットは個人サロンのオーナー
- 焦らせすぎる・不安をあおりすぎる表現は避ける選ぶ基準
ベネフィットを言葉にする
人が商品を買うのは「機能」ではなく、その先にある「自分の変化」に対してです。 この変化=ベネフィットを言葉にできると、コピー全体が一気に刺さるようになります。まずは特徴(メリット)を、お客様の変化(ベネフィット)へ翻訳する練習をしましょう。
| 観点 | 弱いコピー(機能の説明) | 強いコピー(変化の約束) |
|---|---|---|
| 予約システム | 24時間オンライン予約に対応 | 深夜でも予約が入り、朝には売上が増えている |
| 軽量なカバン | 重さわずか1kgの軽量設計 | 一日中持ち歩いても、肩がこらない |
| 学習サービス | 動画100本が見放題 | 通勤時間だけで、3ヶ月後には話せるようになる |
次の商品の「特徴(機能)」を、お客様の「ベネフィット(生活の変化)」に言い換えてください。
# 商品の特徴リスト
- 24時間オンラインで予約できる
- 予約の自動リマインドメールが届く
- スマホからも管理画面が使える
# お願い
各特徴について「だから、お客様の毎日がどう変わるか?」を、
具体的な情景が浮かぶ一文で書いてください(1特徴につき2案)。
条件:
- 主語は「お客様(サロンオーナー)」
- 「便利になる」など抽象的な言葉は使わず、具体的な場面で書く- その一文を読んで、お客様の生活の場面が思い浮かぶか
- 「便利」「快適」など抽象語だけで終わっていないか
- 特徴の説明ではなく、変化の約束になっているか
- ターゲット本人が「それが欲しかった」と思える内容か
CTA(行動喚起)の文言
どれだけ本文が良くても、最後のCTA(行動を促すボタンや一文)が弱いと成果につながりません。 読み手が「押した先で何が起きるのか」「なぜ今なのか」が伝わる言葉にすることで、行動のハードルが下がります。ボタンの文言まで手を抜かないことが大切です。
| 観点 | 弱いCTA | 強いCTA |
|---|---|---|
| ボタンの言葉 | 送信する | 無料で相談してみる |
| 行動のハードル | お申し込みはこちら | まずは資料を見るだけでもOK |
| 次の一歩の明確さ | 詳しくはこちら | 30秒で予約の空き状況を確認する |
得られるものを書く
「送信」ではなく「無料相談を予約する」など、押した先の価値を示す
心理的ハードルを下げる
「まずは」「無料で」「30秒で」など、気軽さを添える
行動を1つに絞る
選択肢が多いと迷って離脱する。主要な行動は1つに集中させる
同じCTAを繰り返す
長いLPでは、区切りごとに同じ行動導線を置いて機会を逃さない
このLPのCTA(行動喚起)ボタンの文言を考えてください。
# ゴール
無料相談の予約をしてもらう
# ターゲットの心理
「気になるけれど、営業されそうで面倒」と少し身構えている
# お願い
- ボタンに入れる短い文言を8案(各15文字以内)
- 各案に、ボタンの上に添える一言(安心材料)もセットで
条件:
- 押した先で何が起きるかが分かる言葉にする
- 「まずは」「無料」など、ハードルを下げる要素を入れる
- 過度に不安をあおる表現は使わないまとめ:言葉から作る
LPは、デザインやツールから作り始めると迷子になりがちですが、言葉と構成から作れば芯の通ったページになります。 ファーストビューから CTA までの型に沿って骨組みを決め、AIに案を量産させ、人が選んで磨く。この流れなら、コピーが苦手でも「刺さるLP」に近づけます。まずは1つ、キャッチコピーを10案出すところから始めてみてください。
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よくある質問
指示の出し方次第です。「かっこいいコピーを作って」とだけ頼むと平凡になりますが、ターゲット・悩み・商品の強み・避けたい表現まで具体的に伝えると、独自性のある案が出ます。さらにAIには一度に10案ほど量産させ、その中から人が選び、言い回しを磨き込むのがおすすめです。AIは案出しの相棒として使い、最終判断は人が行うと質が安定します。
たたき台までは十分に作れます。ただし、実際にお客様の心に刺さるかどうかは、その商品やお客様を一番知っている人にしか判断できません。AIが出した複数案を見て「これは自分ごとに感じる/感じない」を判断するだけでも品質は大きく上がります。ゼロから絞り出すのではなく、選んで直す作業だと考えると負担が軽くなります。
構成(骨組み)を先に固めるのがおすすめです。ファーストビュー→課題提起→解決策→証拠→CTAという流れを決めてから、各パートの言葉を埋めていくと、全体で筋の通ったLPになります。いきなりキャッチコピーだけを磨いても、後ろの内容とつながっていなければ読み手は行動してくれません。
AIは「盛った」表現を作ることもあるため、そのまま公開せず必ず事実確認をしてください。数字や効果、実績は根拠のあるものだけを使い、断定できないことは断定しないのが原則です。景品表示法や薬機法など、業種によって表現の制約がある点にも注意し、最終的な文言は人の責任でチェックすることが大切です。
メリットは「商品の特徴・機能」、ベネフィットは「その特徴によってお客様の生活がどう良くなるか」です。たとえば「軽量1kg」はメリット、「毎日の通勤で肩が疲れない」はベネフィットです。LPで人を動かすのはベネフィットの方なので、AIには「この特徴を、お客様の変化として言い換えて」と頼むと言語化が進みます。